旧盆・エイサー
沖縄の旧盆に各地で行われるエイサーは勇壮そのもの!
祖先の供養をすると共に、無病息災・家内安全を祈願して、
各家庭や地域を回ります。夏の夜空に鳴り響くエイサー太鼓は、
先祖の霊を供養する行事であると同時に、舞う者、見る者、
すべての人の血をあつくたぎらせる行事なのです。
エイサー太鼓の音が風にのって聞こえてくると、
今年もエイサーの練習が始まったなと誰もが心躍らせるこの季節。
蒸し暑い夜に、エイサーの太鼓の音に耳をかたむけ、
冷たい飲み物を飲みながら、エイサーを楽しむ。
この日ばかりは子供も夜中までエイサーの追っかけをしています。
旧盆はエイサーざんまい。
これが沖縄の夏の過ごし方。
<エイサーとは?>
エイサーは、例えるなら本土の盆踊りのようなもの。
お盆に盆踊りが行われるように、エイサーも旧盆に行われる行事で、
自分のシマ(地域)をエイサー隊が「道ジュネー」して各家々を回ります。
特に15日の御送り(ううくい)を済ませた後から始めるところが多いのですが、
最近では旧盆の3日間行う所もあります。
エイサーは旗頭・太鼓踊・手踊・チョンダラー・地謡(じうてー)で構成され、
太鼓は大太鼓・締太鼓・パーランクーの三種類が使われています。
<エイサーの歴史>
その歴史は500年以上も前の「李朝実録」(1479年)のなかに当時の那覇の記録として残っており、
そのころが始まりだと考えられています。
エイサーという呼び名は「おもろさうし」
(琉球の古い歌謡集)の40巻からきているという説や、
「エイサー、エイサー、ヒヤルガエイサー」のような
囃子からきているという説があり、どちらも確証がありません。
参考資料
おきなわBBVT
ホームページ公開中
http://ameku148.com
【天久石材店】
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