妖怪日(ヨーカビー)
ヨーカビー
旧暦8月8日から15日ごろにかけて行われる
ヨーカビーという行事があります。
(新暦で 9月15日~9月18日)
このヨーカビーの期間は厄日とされ、
厄払いの行事が行なわれました。
この時期はタマガイ(火の玉)や悪霊がよく出没するといわれ、
これらの現象は火事や死など不幸の前兆とされました。
戦前まではこの日の夜に、屋根や木の上、
集落を見渡せる高い場所に登り、
タマガイが上がる家を見張ったといいいます。
タマガイが上がった家では死人が出るといわれたのでユタ
(霊的能力で託宣、ト占、病気治療などを行う民間巫者)の判断により、
厄払いの祈願が行われたそうです。
また、子供達もホーチャク(爆竹)を鳴らして厄払いをしました。
地域によっては、タマガイがはっきり見えると幸運が来るといったり、
不幸だけではない意味を伝えることもあるようです。
参考資料
沖縄県公文書館
ホームページ公開中
http://ameku148.com
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