捨てよう・・・・

石屋の正

2010年09月07日 22:19

全国で毎日のように繰り返される殺処分…









無責任な飼い主によるペットの悲劇は後を絶ちません。

日々多くの犬猫が捨てられ、

処分されているという現状を踏まえて、

保健所での殺処分がどのように行われるのかを知ってほしいと思います




人間の都合だけで…

私たちが健康検診や医療相談をする際にお世話になる保健所では

日々動物に関する業務も行われています。

人間に危害や損害を与える動物から

市民を守る事も保健所の役割であり、

特に犬は狂犬病というウィルス性の病気の

媒介者となるおそれがあるために昔から管理が徹底されてきました。



今でも知らない人が多いのですが、

法律により全ての飼育者には犬の登録、

及び狂犬病の発生を防止するための

予防接種が義務付けられています。



登録・予防接種をしていない場合や鑑札

(登録番号が入った金属製のプレート)を

犬に付けない場合は罰則の対象となり、

鑑札も付いていない飼い主不明の犬が

外に放されているということになれば、

通報や見回りにより直ちに捕獲されかねません。







犬猫の収容施設(地域により動物管理(愛護)センター等名称は様々)には

このような犬や、飼い主が何らかの事情により

飼えなくなり施設に引き取られた犬猫が収容されています。


その数は年間約40万匹。

これでも年々少なくなってはいるのですが、

飼い主に返還されたり、新しい里親が見つかるのはごくわずか。

その多くは殺処分となっています。



保健所に持ち込めば安楽死してもらえる…

“安楽死”なら痛みや苦しみ無く死ねる。

そう思い安易に持ち込む人も多く、

引き取りの理由も「世話が大変になった」

「引越しの為」「子供が産まれたから」

「勝手に増えてしまった」など、

ほとんどが飼い主の都合によるものです。


どんなに悪質な飼育者であれ、

保健所は法律により引き取り義務が

課されているために犬猫を引き取らなければなりません。



これは引き取りが無ければ外へ

動物を捨ててしまう人が多くなることから

取り決められたようです。




犬猫に限らず飼養動物は人間の世話無しでは生きていくことが出来ません。

一度飼育者になった限り終生世話をする責任があるのですが、

これを守れない沢山の無責任な人間が不幸な犬猫を作り出しています。




全国で年間処分された犬猫の数(H18)

犬11万2690匹 猫22万8373匹

合計34万1063匹


※基本的に猫は捕獲を行っていないので、殆どが持ち込み




持ち込みは即日処分となり、

捕獲の場合は飼い主が現れる可能性があるので、

いったん檻へ収容されます。

しかし、期限内に飼い主が現れる見込みは奇跡に近く、

ほとんどが処分を免れません。


檻は一日目、二日目、三日目…と日ごとに別れてあり、

犬達は一日経過ごとに隣の部屋へ移されます。

そして、最終日の檻の先にはガス室が待っているのです。



殺処分の全貌

あまりにも無責任な飼い主に対し

日々憤りを感じているのは、

施設で働く職員その人ではないでしょうか。


私たち一般人は見ることの出来ない殺処分の光景

…勇気ある職員、

Aさんが殺処分の一部始終を撮影した動画を公開することにしたのは、

犬猫を捨てたらどうなるのかを多くの人に知ってもらいたいと考えたからでした。

Aさんは言います。

「一旦飼うことを決めたら、最後まで責任を持ってほしい。

飽きたから捨てるとか、飼うのが面倒になったとか…。

そういう理由で捨てる飼い主は本当に許せないし、

生き物を飼う資格を持っていません。

あなた達が捨てたら、捨てたペットはこうなるんだよと…

知ってほしい。苦しみながら死んでいくんだと知ってほしい。」











参考資料

保健所







自宅近くの公園では、毎日ペットをつれて

散歩している。

幸せなペット達である。


中には、ペットのお墓まで準備する家庭がある。

まー それは、少数である。


自身では、嫁が動物嫌いで飼ってはいない。


幸せな一生を願う










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