2010年08月08日

旧盆・エイサー

沖縄の旧盆に各地で行われるエイサーは勇壮そのもの!




旧盆・エイサー




祖先の供養をすると共に、無病息災・家内安全を祈願して、

各家庭や地域を回ります。夏の夜空に鳴り響くエイサー太鼓は、

先祖の霊を供養する行事であると同時に、舞う者、見る者、

すべての人の血をあつくたぎらせる行事なのです。






旧盆・エイサー





エイサー太鼓の音が風にのって聞こえてくると、

今年もエイサーの練習が始まったなと誰もが心躍らせるこの季節。


蒸し暑い夜に、エイサーの太鼓の音に耳をかたむけ、

冷たい飲み物を飲みながら、エイサーを楽しむ。

この日ばかりは子供も夜中までエイサーの追っかけをしています。

旧盆はエイサーざんまい。

これが沖縄の夏の過ごし方。






旧盆・エイサー





<エイサーとは?>


エイサーは、例えるなら本土の盆踊りのようなもの。

お盆に盆踊りが行われるように、エイサーも旧盆に行われる行事で、

自分のシマ(地域)をエイサー隊が「道ジュネー」して各家々を回ります。

特に15日の御送り(ううくい)を済ませた後から始めるところが多いのですが、

最近では旧盆の3日間行う所もあります。


エイサーは旗頭・太鼓踊・手踊・チョンダラー・地謡(じうてー)で構成され、

太鼓は大太鼓・締太鼓・パーランクーの三種類が使われています。





<エイサーの歴史>

その歴史は500年以上も前の「李朝実録」(1479年)のなかに当時の那覇の記録として残っており、

そのころが始まりだと考えられています。


エイサーという呼び名は「おもろさうし」

(琉球の古い歌謡集)の40巻からきているという説や、

「エイサー、エイサー、ヒヤルガエイサー」のような

囃子からきているという説があり、どちらも確証がありません。








参考資料

おきなわBBVT 








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